カウンセリングは美容医療の「最重要ステップ」。何を聞くべきか、何を持っていくべきか、どう断るか — 初めてでも安心できるよう、当日の完全マニュアルをお届けします。
カウンセリングで最も重要なのは「質問リストの事前準備」と「即日契約しない覚悟」の2つ。持ち物は身分証・質問メモ・理想の写真。医師に聞くべきは「推奨施術と根拠」「使用する糸/薬剤の具体名」「総額(追加費用込み)」「リスクとダウンタイム」「アフターフォロー体制」。最低2〜3院を比較してから決断してください。
出典:ClinicJapan独自調査(2026年4月)カウンセリングの質は、事前準備の量で9割決まります。何も準備せずに行くと、クリニック側のペースで話が進み、必要な情報を聞きそびれます。逆に言えば、準備さえすれば初めてでも質の高いカウンセリングを受けることは十分可能です。
💡 すっぴんまたは薄化粧で行くのがベスト
医師が肌の状態やたるみの程度を正確に評価するには、素肌に近い状態が理想です。フルメイクだとカウンセリング当日にクレンジングが必要になり、時間のロスに。気になる方はカウンセリング後にメイクできるよう、化粧ポーチを持参してください。
一般的なカウンセリングの流れを時系列で解説します。クリニックによって多少異なりますが、大枠はほぼ共通です。
| ステップ | 所要時間 | 内容 |
|---|---|---|
| ① 受付・問診票記入 | 10〜15分 | 住所・連絡先・病歴・アレルギー・希望施術を記入。正直に記入すること(薬歴も含めて) |
| ② カウンセラーとの面談 | 10〜20分 | 悩みのヒアリング、施術メニューの説明、概算費用の提示。大手チェーンではこの段階がメイン |
| ③ 医師の診察 | 10〜30分 | 実際に肌を見て触って状態を評価。施術プランの提案、リスクの説明。ここが最も重要 |
| ④ 写真撮影 | 5分 | 施術前の記録用。Before写真は施術後の比較に必要 |
| ⑤ 見積もり・契約相談 | 10〜15分 | 正式な見積書の提示。ここで即決する必要はない |
合計で1〜1.5時間が目安です。予約時間の前後に余裕を持ったスケジュールを組んでください。平日の午前中は比較的空いており、待ち時間が短い傾向があります。
カウンセリングの核心はこの質問リストです。スマホにメモして、当日忘れず聞いてください。
⚠️ 質問をメモすることに遠慮は不要
医師の回答をその場でスマホにメモしても全く問題ありません。むしろ「真剣に検討している」というシグナルになり、医師もより丁寧に回答してくれます。録音は事前許可が必要ですが、メモは自由です。カウンセリング直後にメモを整理する習慣をつけると、複数院の比較が格段にしやすくなります。
以下の言動があったら、そのクリニックは候補から外すことを推奨します。
| レッドフラグ | なぜ危険か |
|---|---|
| 「今日決めれば○%オフ」 | 冷静な判断を妨げる意図的な営業手法 |
| 医師がリスクを一切説明しない | リスクゼロの施術は存在しない。不誠実の証拠 |
| 質問に対して不機嫌になる | 患者の質問に答えるのは医師の義務 |
| カウンセラーが高額プランばかり勧める | 患者の利益より売上を優先している |
| 他院の悪口を言う | プロフェッショナリズムの欠如 |
| 「うちの施術は絶対失敗しない」 | 100%の施術は存在しない。過信の証拠 |
| 契約書を読む時間をくれない | 不都合な条件を隠している可能性 |
逆に、良いクリニックの特徴は「持ち帰り検討を推奨してくれる」「デメリットを自ら説明する」「他の施術の方が合うかもと正直に言う」こと。クリニックの選び方でより詳しい判断基準を解説しています。
カウンセリング後に「検討します」と伝えるのが苦手な方は多いですが、断ることは全く失礼ではありません。以下のフレーズを使ってください。
その場で断る場合:「ありがとうございます。一度持ち帰って検討します」「他のクリニックのカウンセリングも予約しているので、比較してから決めます」。これだけで十分です。理由を詳しく説明する必要はありません。
電話やメールで断る場合:「先日はカウンセリングありがとうございました。検討した結果、今回は見送らせていただきます」。一文で完了。それ以上の説明は不要です。
しつこい勧誘への対応:「申し訳ありませんが、今日は契約しません」と明確に伝える。それでも食い下がるクリニックは、患者の意思を尊重していない証拠なので、その場で立ち去って問題ありません。
💡 「断ったら気まずくならない?」
なりません。クリニック側もカウンセリング後の成約率は20〜40%程度であることを把握しており、断られることは日常です。むしろ複数院を比較してから決める患者は「しっかり考えている良い患者」として好意的に受け止められることが多いです。
最低2〜3院、できれば4院のカウンセリングを受けてから決断することを推奨します。比較のポイントは以下の通りです。
カウンセリング直後に、以下の項目をスマホにメモしてください。時間が経つと細かい違いを忘れます。
「大手チェーン2軒」ではなく、「大手チェーン1軒 + 個人院1〜2軒」のように異なるタイプを組み合わせると、より多角的に比較できます。大手のコスパと個人院のきめ細やかさを知った上で判断する方が、納得度の高い決断ができます。東京エリアの場合は糸リフト東京おすすめで各エリアの特徴を確認してください。
最近はビデオ通話でのオンラインカウンセリングに対応するクリニックが増えています。自宅から気軽に相談でき、移動時間ゼロで複数院を比較できるのが最大のメリットです。地方在住の方が東京の有名クリニックに事前相談できるのも大きな利点。
ただし、オンラインでは肌の状態やたるみの程度を正確に評価できない限界があります。オンラインは「情報収集と絞り込み」、最終判断は「対面」が基本。効率的な流れは、オンラインで3〜4院に相談→2院に絞る→対面カウンセリングで最終比較→決定。対面は2回で済み、時間も交通費も節約できます。
ほとんどのクリニックでカウンセリングは無料です。ただし一部の人気個人院では初回カウンセリング料(¥3,000〜5,000)が発生する場合があります。予約時に必ず確認してください。
有料カウンセリングにはメリットもあります。医師が直接対応するケースが多く、時間も30分〜1時間と十分。「無料だからとりあえず」という患者が来にくいため、待ち時間が短くカウンセリングの質も高い傾向があります。¥5,000の投資で施術の満足度が大きく変わるなら、決して高くはありません。施術費用の全体像は美容整形の費用相場や糸リフトの料金相場で確認できます。
初めてのカウンセリングで多くの方がやりがちな失敗を、事前に知っておくことで回避できます。
緊張や遠慮から「はい、分かりました」だけで終わるパターン。カウンセリングはあなたのための時間です。質問リストを事前に用意しておけば、緊張していてもメモを見ながら聞けます。「聞きたいことをメモしてきたので確認させてください」と前置きすれば、全く失礼ではありません。
「先生が良い人だったから」「断るのが申し訳なくて」で即日契約するケースが非常に多い。美容医療は数万円〜数十万円の買い物です。「今日は持ち帰って考えます」の一言を言う勇気が、後悔を防ぎます。良いクリニックは持ち帰り検討を推奨してくれます。むしろ即決を求めるクリニックこそ疑うべきです。
「お金の話はしにくい」と思う方もいますが、予算を伝えないと最も高額なプランを勧められるリスクがあります。「予算は○万円くらいで考えています」と最初に伝えれば、予算内で最善の提案をしてもらえます。予算と相場が合わない場合も、正直に教えてくれる医師は信頼できます。
最初に受けたカウンセリングの印象が良いと、他院と比較せずに決めてしまいがち。しかし2院目を受けると「あのクリニックは本数が多すぎた」「このクリニックの方が料金が透明」と、比較初めて見えるポイントが必ずあります。最低2〜3院は必須です。
「なんとなくたるみが気になる」だけでは、医師も最適な施術プランの提案ができません。「ほうれい線が気になる」「フェイスラインをシャープにしたい」「友達に○歳に見えると言われたいくらいの自然さ」など、具体的な希望を伝えることで、医師の提案精度が格段に上がります。理想に近い芸能人や写真を見せるのも効果的です。
前述の10の基本質問に加えて、施術の種類によって聞くべき追加の質問があります。
| 施術 | 追加で聞くべき質問 |
|---|---|
| 糸リフト | 「コグ付きリフト糸は何本入りますか?」「ショッピングリフトとの違いは?」「何回目のメンテから安くなりますか?」 |
| ハイフ | 「使用する機器のメーカーと機種名は?」「照射ショット数は?」「効果が出るまでの期間は?」 |
| ボトックス | 「使用するボトックスのメーカーは?(アラガン社製か)」「注入量(単位数)は?」「表情が固くなるリスクは?」 |
| ヒアルロン酸 | 「使用するヒアルロン酸の製品名は?」「注入量は何cc?」「溶解できるタイプですか?」 |
| 切開リフト | 「切開のアプローチは?」「傷跡はどこにできますか?」「全身麻酔ですか?」「入院は必要ですか?」 |
各施術の効果・料金・ダウンタイムの事前知識を持った上でカウンセリングに臨むと、医師の説明が理解しやすくなり、より有意義な時間になります。安全性ガイドも合わせて確認しておくと、リスクに関する質問がしやすくなります。
カウンセリングが終わったら、当日中に以下の3つをやってください。記憶が新鮮なうちに整理しないと、2院目・3院目の比較が曖昧になります。
カウンセリング中にとったメモを清書します。推奨施術名・本数・総額・医師の印象・気になった点を箇条書きで整理。スマホのメモアプリやスプレッドシートに記録しておくと、後から比較しやすいです。
紙の見積書をもらった場合はスマホで写真を撮って保存。PDFやメールで受け取った場合はフォルダを作って整理。見積書がないクリニック(口頭説明のみ)は、正確な比較ができないため注意が必要です。「見積書はいただけますか?」と聞くのは全く問題ありません。
数字だけでなく「感覚的な印象」も大切です。「先生が信頼できた」「受付の対応が冷たかった」「院内が清潔だった」「カウンセラーの説明が分かりにくかった」など、主観的な感想こそ後から意思決定に影響する重要な情報です。カウンセリング直後の感覚は正直な本音なので、言語化して残しておいてください。
💡 2院目以降のカウンセリングで使える裏技
1院目で受けた提案内容を2院目の医師に見せて「これについてどう思いますか?」と聞くと、セカンドオピニオンが得られます。「他院では8本と言われましたが、先生はどう思いますか?」と聞くだけで、そのクリニックの誠実さが分かります。他院の提案に乗っかるだけの医師より、「あなたの場合は6本で十分」「10本の方が良い」と自分の見解を示してくれる医師が信頼できます。
日本語に不安がある方、英語や中国語でカウンセリングを受けたい方に向けた情報です。
東京では六本木・表参道・銀座エリアを中心に、英語対応のカウンセリングを提供するクリニックが増えています。予約時に「English speaking counselor available?」と確認するのが確実。英語の同意書やリスク説明書を用意しているクリニックは、外国人対応に慣れている証拠です。
日本語がある程度できる方でも、医療の専門用語(例:局所麻酔、コグ付き糸、吸収期間)は難しいことがあります。事前にClinicJapanの英語版ガイドで施術の基礎知識を把握しておくと、日本語での説明もスムーズに理解できます。通訳を同伴することも可能ですが、事前にクリニックに確認してください。エリア別の英語対応状況は糸リフト東京おすすめでも解説しています。