糸リフトとは|効果・料金・ダウンタイム・失敗例まで完全ガイド

メスを使わずにたるみを引き上げる「糸リフト」。料金相場、糸の種類(PDO/PCL/PLA)、ダウンタイム経過、よくある失敗例と防ぎ方、クリニック選びの基準まで — 広告なし・独立した立場で徹底解説します。

¥10K〜50K1本あたり相場
¥100K〜300K全顔(8〜12本)相場
1〜2週間ダウンタイム
6ヶ月〜2年効果持続期間
糸リフトのカウンセリング — 医師がフェイスラインにマーキングしている様子
✓ 独立ガイド — 広告なし

糸リフト(スレッドリフト)は、コグ(トゲ)付きの医療用糸を皮下に挿入し、物理的にたるんだ皮膚を引き上げる美容施術です。メスを使わず、ダウンタイムは1〜2週間。料金相場は1本あたり¥10,000〜50,000、全顔(8〜12本)で¥100,000〜300,000。糸は体内で吸収され、コラーゲン生成を促進するため、引き上げ効果と肌質改善の二重効果があります。効果持続は糸の種類により6ヶ月〜2年

出典:ClinicJapan独自調査(2026年4月・都内30院以上の料金データに基づく)

糸リフトとは — 仕組みと基礎知識

糸リフト(英語名:Thread Lift / スレッドリフト)は、特殊なコグ(棘)が付いた医療用の糸を、こめかみや耳の前から皮下に挿入し、たるんだ皮膚を物理的に引き上げる施術です。

切開リフト(フェイスリフト手術)と異なり、メスを使わないため傷跡がほぼ残りません。施術時間は30〜60分程度で、局所麻酔下で行われます。

糸リフトの二重効果

糸リフトには2つの効果があります。

  1. 物理的リフトアップ — コグが皮下組織に引っかかり、即座にたるみを引き上げます。施術直後から効果を実感できます。
  2. コラーゲン生成促進 — 挿入された糸の周囲で炎症反応が起き、新しいコラーゲンが生成されます。糸が吸収された後も、このコラーゲン効果により肌のハリが持続します。

💡 切開リフトとの違い

切開リフトはフェイスリフト手術とも呼ばれ、耳の前後を切開してSMAS層(筋膜)を引き上げる手術。効果は5〜10年と長いが、全身麻酔・ダウンタイム2〜4週間・費用¥500,000〜3,000,000。糸リフトは「手軽さ」と「低リスク」がメリットですが、効果の持続力では切開リフトに劣ります。

糸の種類と特徴 — PDO・PCL・PLAの違い

糸リフトに使われる糸は、素材によって引き上げ力・持続期間・価格が大きく異なります。主に3種類の素材が使われています。

素材持続期間特徴1本相場こんな人向け
PDO6〜12ヶ月柔軟で馴染みやすい。最も普及。吸収が早い¥10,000〜20,000初めての方・軽いたるみ
PCL1〜2年柔軟かつ強度あり。長持ち。コラーゲン促進効果大¥20,000〜40,000しっかり効果を求める方
PLA/PLLA1.5〜2年やや硬め。引き上げ力が最も強い¥25,000〜50,000重度のたるみ・V字フェイス

糸のタイプ別解説

ショッピングリフト(ショッピングスレッド)は、コグのない極細糸を数十本単位で挿入する施術。10本¥30,000前後と安価ですが、リフト効果は限定的で、主に肌のハリ改善・小じわ改善が目的です。「糸リフト」と混同されやすいので注意。

テスリフトは、糸の周りにメッシュ構造が付いた高性能な糸。組織との固定力が高く、引き上げ効果が強い反面、1本¥40,000〜60,000と高額です。

ミントリフトは、全方向にコグが付いた太めの糸。パワフルな引き上げ効果がありますが、痛みや異物感が出やすいデメリットも。

⚠️ 注意:糸の種類で効果が変わる

「糸リフト¥10,000〜」という広告を見て安さに飛びつくと、ショッピングリフト(コグなし)だったというケースが多発しています。カウンセリングでは必ず「コグ付きのリフト糸ですか?」「素材は何ですか?」と確認してください。

料金相場 — 2026年最新データ

糸リフトの料金は「1本あたりの価格 × 本数」で決まります。2026年現在の相場を、独自調査データに基づいて解説します。

糸リフト 料金相場マップ(2026年・都内30院調査)
ショッピング
¥3K/本
PDO
¥10K〜20K
PCL
¥20K〜40K
PLA/PLLA
¥25K〜50K
テスリフト
¥40K〜60K

本数別の総額目安

本数用途PDO糸の場合PCL糸の場合
4〜6本軽い引き上げ・メンテナンス¥40,000〜120,000¥80,000〜240,000
8〜10本標準的なフェイスリフト¥80,000〜200,000¥160,000〜400,000
12〜20本しっかりリフトアップ¥120,000〜400,000¥240,000〜800,000

詳しい料金比較は糸リフトの料金相場【2026年版】で、クリニック別の費用データを公開しています。

隠れた追加費用に注意

広告の「¥○○〜」は最低本数・最安素材の料金であることが多く、実際の費用は以下が加算される場合があります。

効果と持続期間 — 本当に効く?

糸リフトの効果を正直にお伝えします。

期待できる効果

期待しすぎてはいけないこと

効果の持続期間について詳しくは糸リフトの効果と持続期間で解説しています。

ダウンタイム — 経過と注意点

経過時間症状日常生活への影響
施術直後腫れ・つっぱり感・軽い痛み帰宅可能。洗顔OK
1〜3日後腫れ・内出血がピークメイクで隠しにくい場合あり
4〜7日後腫れが引き始めるメイクでカバー可能。仕事復帰OK
2週間後内出血がほぼ消える通常生活に完全復帰
1ヶ月後自然な仕上がりに最終的な効果が安定

ダウンタイム中の注意事項

ダウンタイムの詳しい経過写真と対策は糸リフトのダウンタイム完全ガイドをご覧ください。

よくある失敗例と防ぎ方

⚠️ 糸リフトで後悔しないために

糸リフトは医師の技術力が仕上がりを大きく左右する施術です。以下の失敗例を知った上で、信頼できるクリニックを選びましょう。

失敗例①:左右非対称

片側の引き上げ力が異なり、顔が歪んで見える状態。原因は糸の本数・挿入角度の左右差。防ぎ方:症例写真を多く公開しているクリニックを選び、カウンセリングで左右差のリスクについて質問する。

失敗例②:不自然な引きつれ

糸の張力が強すぎて、笑うと引きつった顔になる。特に施術直後は強めに出やすいが、1ヶ月程度で馴染むのが通常。防ぎ方:施術後1〜2週間は自然に馴染むのを待つ。1ヶ月経っても改善しない場合は再診を。

失敗例③:糸の露出・触知

皮膚が薄い部分(こめかみ、頬の上部)で糸が透けたり、触ると分かる状態。防ぎ方:皮膚が薄い方は施術前に相談。適切な深度に挿入できる経験豊富な医師を選ぶ。

失敗例④:効果がすぐ戻る

たるみが強い方に少ない本数で施術した場合や、ショッピングリフトを「糸リフト」と誤認して受けた場合に起きやすい。防ぎ方:適切な本数と糸の種類をカウンセリングで確認。安さだけで決めない。

失敗例の詳細と具体的な対処法は糸リフトの失敗例と後悔で詳しく解説しています。

糸リフト vs 他の施術 — 比較

たるみ治療の比較

糸リフト

★★★★

即効性◎ 低侵襲 持続6ヶ月〜2年 ¥10〜30万

ハイフ(HIFU)

★★★

じわじわ効果 ダウンタイムなし 持続6ヶ月〜1年 ¥3〜20万

項目糸リフトハイフ切開リフト
即効性◎ 直後から△ 1〜3ヶ月後◎ 直後から
持続期間6ヶ月〜2年6ヶ月〜1年5〜10年
ダウンタイム1〜2週間ほぼなし2〜4週間
料金相場¥10〜30万¥3〜20万¥50〜300万
痛み中程度軽度全身麻酔
向いている人明確なリフトアップ軽いたるみ・予防重度のたるみ

ハイフとの詳しい比較はハイフ(HIFU)完全ガイドで解説しています。切開リフトについてはフェイスリフト完全ガイドをご覧ください。

クリニック選びの基準

糸リフトは医師の技術力が直接仕上がりに影響するため、クリニック選びが最も重要です。同じ糸を使っても、医師の経験・挿入角度・デザイン力によって結果が大きく変わります。

チェックすべき5つのポイント

  1. 症例数:糸リフトの症例数500件以上が目安。HPに症例写真を多数掲載しているか確認。特に自分と同年代・同じ悩みの症例があるかが重要
  2. 使用する糸の種類を明示:「糸リフト」とだけ書いてあり、素材名が不明なクリニックは避ける。PDO/PCL/PLA/テスリフトなど、具体的な製品名まで開示しているクリニックが信頼できる
  3. 料金の透明性:1本あたりの価格、推奨本数、総額の目安がHPに明記されているか。「¥○○〜」だけで本数や総額が不明なクリニックは要注意
  4. アフターケア体制:施術後の検診が無料か、トラブル時の対応方針が明確か。再施術保証の有無も確認
  5. カウンセリングの質:「何本でも入れます」ではなく、たるみの状態に応じた適切な本数を提案してくれるか。過剰な施術を勧めるクリニックは避ける

大手チェーン vs 個人クリニック

大手チェーン(品川美容外科、TCB、湘南美容など)は価格が安く、アクセスが良いのが魅力。一方で、担当医の指名ができないケースや、カウンセラー主導の営業スタイルに不安を感じる方もいます。

個人クリニック(院長執刀)は技術力が高く、丁寧なカウンセリングが期待できます。ただし価格は大手の1.5〜3倍になることも。糸リフトは「医師の腕」が仕上がりの9割を決めるため、コストより技術を優先する方には個人クリニックが向いています。

項目大手チェーン個人クリニック
料金¥10,000〜25,000/本¥30,000〜80,000/本
医師の指名難しい場合あり院長執刀が基本
カウンセリングカウンセラー→医師医師が最初から担当
症例数院全体で多い医師個人の実績が明確
アフターケアマニュアル化個別対応
待ち時間長い傾向短い傾向

⚠️ こんなクリニックは避けてください

① カウンセリング当日の契約を強く促す(「今日決めれば割引」は定番の営業トーク) ② 「今日だけ特別価格」と即決を迫る ③ 糸の種類を教えてくれない ④ 施術後のフォロー体制が不明 ⑤ 症例写真がほとんどない ⑥ デメリットやリスクの説明がない ⑦ 必要以上に本数を多く勧める

東京のおすすめクリニックは糸リフト東京おすすめクリニックで詳しくランキングしています。クリニックの選び方の基本は失敗しないクリニックの選び方も参考にしてください。

糸リフトが向いている人・向いていない人

向いている人

向いていない人

糸リフトの歴史と最新トレンド

糸リフトの歴史を知ると、「今受けるべきか」の判断材料になります。

糸リフトの進化

糸リフトの原型は1990年代にロシアで開発された「APTOSスレッド」(非吸収糸)。当時は糸が体内に残り続ける非吸収糸が主流でしたが、感染リスクや異物反応の問題がありました。

2010年代に入り、体内で吸収されるPDO糸が韓国から登場。これが革命的な転換点で、糸が溶けることでリスクが大幅に低減し、コラーゲン生成という副次効果も発見されました。現在では吸収糸が世界的な主流です。

2020年代にはPCL糸、PLA糸、テスリフト(メッシュ構造)など、より高性能な糸が次々と登場。「短い糸を多方向に入れるデザイン」「糸リフト+ハイフの併用プロトコル」など、施術テクニックも日々進化しています。

2026年の最新トレンド

施術の流れ — 当日のすべて

  1. カウンセリング(30〜60分):たるみの状態を診察し、糸の種類・本数・デザインを決定。写真撮影(施術前の記録)。料金の最終確認と同意書へのサイン
  2. 洗顔・消毒(10分):メイクを落とし、施術部位を消毒
  3. マーキング(10分):挿入位置と引き上げ方向を皮膚にマーキング。この時点で鏡を見ながら希望を伝えられる
  4. 麻酔(5〜10分):局所麻酔を注射。チクッとした痛みあり。痛みに弱い方は笑気麻酔も併用可能(¥3,000〜5,000追加)
  5. 糸の挿入(20〜40分):針またはカニューレで糸を挿入し、引き上げ調整。施術中は引っ張られる感覚はあるが、痛みはほぼなし
  6. 仕上がり確認(5分):鏡で左右のバランスを確認。微調整が必要な場合はこの時点で対応
  7. 術後説明・処方(10分):ダウンタイムの注意事項、処方薬の説明、次回検診の予約
  8. 帰宅:施術当日から洗顔OK。メイクは翌日から。公共交通機関で帰宅可能(運転は控える)

施術全体で約1.5〜2時間(カウンセリング含む)。施術自体は30〜40分と短く、ランチタイムに受けて午後から仕事に戻る方もいます。

施術の準備やカウンセリングで聞くべきことはカウンセリングガイドを参考にしてください。支払い方法については美容クリニックの支払い方法で解説しています。ダウンタイムの詳細は糸リフトのダウンタイム完全ガイドをご覧ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 糸リフトは痛いですか?
局所麻酔を行うため、施術中の痛みはほとんどありません。ただし、麻酔の注射時にチクッとした痛みがあります。痛みに弱い方は、笑気麻酔(¥3,000〜5,000追加)を併用できるクリニックを選ぶと安心です。施術後は2〜3日程度、鈍い痛みやつっぱり感がありますが、処方された鎮痛剤で対応できます。
Q. 何歳から受けられますか?
一般的には30代からの施術が多いですが、たるみの程度によっては20代後半で受ける方もいます。年齢よりも「たるみの状態」で判断されるため、カウンセリングで医師に相談するのが最善です。
Q. 糸リフトの効果がなくなったらどうなりますか?
糸が吸収されても、コラーゲン生成効果により急激に元に戻ることはありません。ただし、加齢によるたるみは進行するため、1〜1.5年ごとのメンテナンス施術を受けることで、良い状態を維持できます。
Q. 糸リフトとハイフはどちらが先ですか?
一般的には糸リフトを先に行い、その後ハイフで補強する順番が多いです。糸リフトで物理的に引き上げた後、ハイフで皮膚の引き締めと維持をサポートします。詳しくはハイフ完全ガイドをご覧ください。
Q. 糸リフト後にMRIは受けられますか?
吸収性の糸(PDO/PCL/PLA)であれば、MRI検査に影響はありません。ただし、事前に医療機関にMRI撮影の予定があることを伝えておくと安心です。
Q. 糸リフトの失敗率はどれくらいですか?
明確な統計データはありませんが、日本の厚生労働省関連の調査では、美容医療全体で年間約17,000件の相談が国民生活センターに寄せられています。糸リフト特有のリスクを減らすには、症例数500件以上の経験豊富な医師を選ぶことが最重要です。詳しくは美容医療の安全性ガイドをご覧ください。

糸リフトについてさらに詳しく知りたい方は、以下のガイドもご覧ください。

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