顎ボトックスの料金は単位数に応じた料金体系が一般的で、10〜30単位の幅で¥7,700〜¥66,000が相場です。
顎ボトックス(オトガイ筋ボトックス)の料金は、注入する単位数に応じて決まるのが一般的で、10〜30単位の幅でだいたい¥7,700〜¥66,000が相場になります。10単位の初回限定価格は¥7,700〜¥16,500、20単位の通常価格は¥16,500〜¥33,000、30単位のフルドーズは¥33,000〜¥66,000あたりが中央値です。1回の注入で3〜6ヶ月ほど持続するので、年間にすると¥33,000〜¥132,000ほどになる方が多いようです。骨切り術(¥330,000〜¥1,650,000)に比べると初期費用は抑えやすい一方、長く続けると維持費がじわじわ積み重なる点もふまえて検討してみてください。
参考:全国30院の公開料金・PMDA資料・PubMed掲載論文(編集部集計)顎ボトックスの料金は、単位数(unit)に応じて決まる料金体系が一般的です。1単位あたり¥770〜¥2,200が相場で、製剤の種類(韓国製・欧米製)と単位数によって価格が変わってきます。施術内容そのものについては、顎ボトックス完全ガイドに詳しくまとめています。
注入量は症例のオトガイ筋(あごの梅干しジワを作る筋肉)の発達度合いで決定されます。軽度の梅干しジワには10単位、中等度には20単位、強いオトガイ筋の発達がある場合は30単位以上が目安となります。
| 単位数 | 初回限定価格 | 通常価格 | 適応症例 |
|---|---|---|---|
| 10単位 | ¥7,700〜¥16,500 | ¥11,000〜¥22,000 | 軽度の梅干しジワ |
| 20単位 | ¥16,500〜¥27,500 | ¥22,000〜¥38,500 | 中等度のオトガイ筋発達 |
| 30単位 | ¥27,500〜¥44,000 | ¥33,000〜¥66,000 | 強度のオトガイ筋肥大 |
| 40単位以上 | 取り扱い少数 | ¥55,000〜¥99,000 | 稀。安全性検討要 |
集計でわかったこと:全国30院の公開料金を編集部で集計したところ、20単位の通常価格中央値は¥18,700。同単位数で最安と最高額の差は約3.5倍に達しており、製剤ブランドと院の方針による差が大きいことがわかりました。
使用される製剤により料金差が大きく、韓国製ボツリヌス製剤(ナボタ®・ボツラックス®等)と欧米製(アラガン社ボトックスビスタ®)で約2〜3倍の差が見られます。
韓国製は厚労省未承認の自由診療用製剤として日本国内で広く使用されています。エラボトックス料金と同様、製剤選択は安全性・コスト・体感のバランスで判断するのがおすすめです。
| 製剤分類 | 20単位 相場 | 承認状況 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 韓国製(ナボタ®等) | ¥16,500〜¥27,500 | 日本未承認 | 低価格・効果も同等 |
| 欧米製(ボトックスビスタ®) | ¥33,000〜¥55,000 | 日本承認(眉間のみ) | 世界標準・データ豊富 |
| 韓国製(リジェノックス®等) | ¥11,000〜¥22,000 | 日本未承認 | 最安価格帯 |
多くの美容クリニックでは新規患者向けに初回限定価格を設定しており、通常価格の50〜70%に相当する割引が一般的です。ただし「初回1回限定」「カウンセリング当日のみ」などの条件がついていることが多いので、長く続ける前提なら総額もイメージしておきたいところです。
注意:初回¥7,700の魅力で来院しても、カウンセリングで「20単位推奨」と提案され実際支払額が¥16,500〜になるケースもあります。事前に必要単位数を見積もり、初回価格が適用できるか確認しておきましょう。カウンセリング攻略ガイドで具体的な質問項目を確認できます。
表示価格のほかに発生する費用もあるので、総額をイメージするときは次の項目も含めて見ておきたいところです。顎ボトックスの効果を最大化するためには、ケア用品も含めた総コストで判断するのが現実的です。
| 追加費用項目 | 相場 | 必須/任意 |
|---|---|---|
| カウンセリング料 | ¥0〜¥3,300 | 院による |
| 麻酔クリーム | ¥1,100〜¥3,300 | 任意 |
| 笑気麻酔 | ¥3,300〜¥5,500 | 任意 |
| アフターケア用品 | ¥2,200〜¥5,500 | 任意 |
| 修正注入(保証外) | ¥5,500〜¥16,500 | 必要時 |
| 遠隔診療オンライン処方 | ¥1,100〜¥3,300 | 任意 |
顎ボトックスの料金は地域により差があり、東京・大阪の大都市圏が最も価格競争が激しく、地方都市は比較的高めの価格帯になる傾向があります。エラボトックス大阪やエラボトックス東京でも同様の傾向がみられます。
| 地域 | 20単位 中央値 | 院数 | 競争度 |
|---|---|---|---|
| 東京(新宿・銀座・渋谷) | ¥18,700 | 多数 | 非常に高い |
| 大阪(梅田・心斎橋) | ¥19,800 | 多数 | 高い |
| 名古屋・福岡 | ¥22,000 | 中程度 | 中 |
| 地方都市 | ¥27,500 | 少数 | 低い |
顎の梅干しジワの根本治療として骨切り術(オトガイ形成術)があり、永続的な効果が得られる代わりに費用が大幅に高額になります。美容整形料金まとめで他施術との比較も確認できます。
| 術式 | 料金相場 | 持続期間 | ダウンタイム |
|---|---|---|---|
| 顎ボトックス | ¥16,500〜¥33,000/回 | 3〜6ヶ月 | ほぼなし |
| ヒアルロン酸注入 | ¥55,000〜¥165,000 | 6〜12ヶ月 | 1〜3日 |
| 糸リフト | ¥110,000〜¥440,000 | 1〜2年 | 3〜7日 |
| オトガイ形成術 | ¥330,000〜¥1,650,000 | 永続 | 2〜4週間 |
長期で見たときの費用イメージ:顎ボトックスを年2回(3〜6ヶ月持続のため)×5年続けた場合、総額は¥165,000〜¥330,000ほどになります。骨切り術は初期費用¥330,000〜¥1,650,000ですが、再施術不要のため5年を超えるあたりで逆転する計算です。ただしリスクやダウンタイムは大きく違うので、コストだけで比べないほうが安心です。
料金だけで選ぶと、結果に満足できないこともあります。クリニック選び方ガイドで総合的な選定基準を確認できます。価格と一緒に見ておきたいポイントは次のとおりです。
料金まわりで実際によく聞くトラブルパターンは次のとおりです。エラボトックス失敗事例と同様、契約前にしっかり確認しておきたいところです。
「初回¥7,700」の広告で来院したが、カウンセリングで「適応となる症例には20単位必要」と提案され¥22,000を請求された事例。初回価格は10単位限定であり、20単位以上は通常価格適用と説明されたが、広告には小さく記載のみ。
顎ボトックスを希望して来院したが、カウンセリング90分の間に「エラボトックス・ヒアルロン酸も併用すべき」と提案され、当日¥165,000のコース契約に至った事例。クーリングオフの対象外でした。
2週間後の左右差に対し再注入を依頼したが「保証期間外」とされ追加で¥11,000を請求された事例。保証期間は院によって7日〜30日とばらつきがあるので、契約時に確認しておきたいポイントです。
美容目的の顎ボトックスは保険適用外です。一方、重度の咬みしめ・歯ぎしりによる顎関節症の治療目的では一部医療機関で保険適用されるケースもありますが、適応条件は厳格です。
¥30,000以上の施術料金については医療ローンが利用可能な院が多くあります。ただし金利は年5〜15%と幅があり、3〜6ヶ月で効果が消失する施術にローン利用は経済的に推奨されません。
初回限定価格を活用するのが最も低コストです。ただし「初回限定」を渡り歩く方式は同一クリニックでの注入医継続性が失われ、左右差や効果不足のリスクが上がる傾向があります。長期的には信頼できる院での継続注入が結果的に低コストとなる傾向があります。
注入医がカウンセリング時に決定するのが原則ですが、患者の希望も反映されます。オトガイ筋の発達度合いを医師が触診で評価し、10〜30単位の範囲で提案するのが一般的です。「とりあえず20単位」と機械的に決まる場合は再検討が必要という声もあります。
理論上は可能ですが、使用製剤・注入部位・単位数が前院から開示されていない場合、修正注入のリスクが上がるケースが多いです。修正カウンセリング料は¥3,300〜¥11,000が相場で、別院での修正は元院の保証適用外となります。
韓国製ボツリヌストキシン製剤の供給安定化により、2024〜2025年に比べて低価格化が進んでいます。一方、円安進行による欧米製ボトックスビスタ®の価格上昇は継続しており、製剤別の格差は拡大傾向にあります。
顎ボトックスの理解を深めるため、関連トピックの独立ガイドをご参照ください。