鼻整形完全ガイド
小鼻・鼻先・鼻筋・鼻基底の悩み別に術式・料金・ダウンタイム・失敗回避を解説

鼻整形(びせいけい)は、鼻の形・高さ・大きさを整える施術の総称です。鼻翼縮小(小鼻)・鼻尖形成(鼻先)・隆鼻術(鼻筋)・貴族手術(鼻基底)・鼻中隔延長(短い鼻)など、悩みの部位と程度によって選択肢が大きく異なります。料金は10〜120万円、ダウンタイムは数日〜3週間と幅広く、ヒアルや糸法の非外科的施術から、肋軟骨を使う大規模手術まで含まれます。本記事ではPubMed論文5編をもとに、悩み別の選び方・料金・リスク・後悔の回避策まで30代女性の視点で網羅していきます。各術式の詳細ガイドは本文中の関連記事でご確認ください。

鼻整形 — 小鼻・鼻先・鼻筋・鼻基底の悩み別術式の全体像
音声ガイド
鼻整形クラスター全体像、5ゾーン整理 — 4分53秒
広告なし・独立編集
ClinicJapan編集部は、皮膚科専門医によるサイト方針監修のもと、PubMed収載論文・公開された医療文献・厚生労働省「医療広告ガイドライン」をもとに記事を作成・更新しています。本記事は鼻整形クラスター全体のハブガイドです。各術式の詳細は専用ページでまとめています:小鼻縮小鼻尖形成隆鼻術貴族手術鼻中隔延長鼻ヒアル編集方針について →

「鼻の形が気になる」と一言で言っても、悩みの部位・原因・程度は人によって大きく違います。小鼻が広がっているのか、鼻先が丸いのか、鼻筋が低いのか、鼻の脇が凹んでいるのか。同じ「鼻を整えたい」という相談でも、適した術式は全く別物です。さらに、ヒアルロン酸で済む軽度の悩みもあれば、肋軟骨まで使う大規模手術が必要な症例もあります。鼻整形を考えはじめたとき、まずやるべきは、術式の比較ではなく、自分の悩みを正確に分類することです。アジア人の鼻は欧米人と比べて鼻骨が低く幅広いうえに、皮膚も厚いという解剖学的特徴があり、欧米の鼻整形(縮小型)とは正反対の「増大型」が主流という違いもあります[1]。この記事では、悩み別の術式の早見表、料金、ダウンタイム、失敗回避、修正の実情まで、医学論文をもとに整理します。

鼻整形は「悩みの部位」で術式が決まります。小鼻の広がり→小鼻縮小(25〜60万円)、鼻先の丸み→鼻尖形成(30〜70万円)、鼻筋の低さ→隆鼻術(10〜80万円)、鼻基底の凹み→貴族手術(20〜70万円)、短い鼻→鼻中隔延長(SEG)(60〜120万円)。「とりあえず試したい」「結婚式まで2週間」なら鼻ヒアル(5〜15万円)が比較的気軽な選択肢で、ダウンタイムも当日〜2日と短めです。ただし鼻整形は術式によって侵襲・リスク・修正難易度が大きく異なる領域で、特に鼻中隔延長や修正手術は鼻整形の中でも難易度が高い領域とされます[2]「悩みを正確に分類 → 軽度の方法から段階的に試す」のが、後悔を減らしやすい進め方です。

※効果・ダウンタイム・料金には個人差・施設差があります。施術前に必ず医師の診察を受けてください。
iClinicJapanは厚生労働省の医療広告ガイドラインに沿って記事を作成しています。 詳細はこちら →

鼻整形全般に関する重要な情報開示

本記事で解説する施術には、厚生労働省「医療広告ガイドライン(令和6年3月改訂)」に基づき、以下の情報提供が必要です。

  1. 自由診療:鼻整形(鼻翼縮小・鼻尖形成・隆鼻術・貴族手術・SEG・鼻ヒアル等)は、すべて保険適用外の自由診療です。
  2. 外科的処置・使用材料:多くの術式は切開を伴う観血的処置です。使用される医療用シリコン・ePTFE(ゴアテックス)・ヒアルロン酸製剤・縫合糸の一部は、医師の個人輸入により調達される国内未承認品が含まれる場合があります。
  3. 適応外使用:使用される医療用材料の本来の薬機法承認用途とは異なる、美容目的での使用は適応外使用に該当する場合があります。
  4. 諸外国における安全性情報・救済制度:鼻整形は国際的に確立された美容外科手技ですが、術後合併症(瘢痕化・左右差・知覚異常・グラフトの吸収/変形・血管閉塞・修正手術の必要性等)が一定割合で発生します[2]。万一重篤な副作用が発生した場合、未承認材料の使用または医師の判断による施術については、日本の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる点にご留意ください。

施術を検討される方は、術式の詳細・修正保証の範囲について、事前に医師へ必ずご確認ください。

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鼻整形シリーズ 1/23

悩み別の術式早見表|「どこが気になるか」で決まる

鼻整形を考えるとき、最初に必要なのは「悩みの正確な分類」です。同じ「鼻を整えたい」でも、悩みの部位によって使う術式がまったく違ってきます。アジア人の鼻整形では、欧米の縮小型ライノプラスティとは異なり、増大型・整形型の手技が中心です[1]

悩み主な術式料金相場ダウンタイム
小鼻が広がっている・鼻の穴が大きい小鼻縮小25〜60万円5〜7日
鼻先が丸い・団子鼻鼻尖形成30〜70万円1〜2週間
鼻筋が低い・通っていない隆鼻術10〜80万円1日〜3週間
鼻根(眉間下)が低い・凹んでいる隆鼻術/鼻ヒアル3〜70万円当日〜3週間
鼻筋にハンプ(コブ)がある・鷲鼻骨切り・preservation60〜150万円2〜4週間
鼻の脇(鼻基底)が凹んでいる貴族手術20〜70万円1〜2週間
鼻が短い・上を向いている鼻中隔延長60〜120万円2〜3週間
鼻が長い・鼻先が下向き(魔女鼻)鼻短縮術+SEG+depressor septi切除100〜200万円3〜4週間
加齢で鼻先が下がってきた(垂れ鼻)ボトックス・糸・SEG・depressor septi切除1.5〜120万円当日〜3週間
正面から鼻の穴が見える/見えないSEG・複合グラフト・鼻柱縮小15〜200万円5日〜3週間
鼻柱が下に出ている(hanging columella)鼻柱縮小15〜50万円5〜10日
軽度・お試し・短期効果鼻ヒアル5〜15万円当日〜2日
鼻基底をフィラーで貴族フィラー8〜25万円当日〜2日
笑ったときだけ小鼻が広がる小鼻ボトックス3〜8万円当日
鼻の解剖図 — 鼻翼・鼻尖・鼻背・鼻基底・鼻中隔の各部位と術式の対応

セルフチェック|自分の悩みを正確に分類する

カウンセリングで医師にうまく伝えるために、家でできる3つのセルフチェックがあります。

小鼻の悩み|小鼻縮小

小鼻(鼻翼)の悩みには、(1) 鼻翼が外側に張り出している、(2) 鼻孔が大きい、(3) 小鼻が分厚い、の3タイプがあります。Kimらの2016年の韓国人73例の研究では、複合切除(鼻孔底+鼻翼楔状切除)により鼻翼間距離/内眼角間距離の比が1.07→1.04へ有意に縮小することが報告されています[3]。日本人の小鼻悩みは外側への張り出しが本体のことが多く、外側法または複合法を選ぶ方が多いです。

術式切開部位適応料金
内側法鼻孔内鼻の穴が大きい20〜35万円
外側法鼻翼基部の溝小鼻が外側に張り出す25〜45万円
内外法(複合)両方両方の悩み35〜60万円
切らない糸法切開なしお試し・短期8〜20万円

詳しくは小鼻縮小完全ガイドで、術式の選び方・ダウンタイム・失敗回避・修正の実例まで解説しています。「笑ったときだけ広がる」悩みなら小鼻ボトックスでの対応が選択肢になります。

鼻先の悩み|鼻尖形成

鼻先(鼻尖)の悩みには、(1) 軟骨が広がって団子鼻、(2) 鼻先が低い・支えが弱い、(3) 鼻先が下を向いている、の3タイプがあります。アジア人は鼻翼軟骨が小さく皮膚が厚い解剖学的特徴があるため、欧米の縫合法だけでは効果が出にくく、軟骨移植を組み合わせる症例が多いと報告されています[1]

術式主な効果侵襲度料金
鼻尖縮小(縫合法)軟骨を寄せて細く低〜中20〜40万円
軟骨移植(cap/shield)鼻先のプロジェクション増強40〜70万円
SEG+鼻尖形成細く+下向きを修正60〜120万円

詳しくは鼻尖形成完全ガイド、短い鼻・上向きの鼻先に特化した解説は鼻中隔延長(SEG)で取り上げています。

鼻筋の悩み|隆鼻術

鼻筋(鼻背)の悩みは、アジア人の鼻整形で特に相談の多い分野です。鼻骨・鼻軟骨の高さ不足が原因で、プロテーゼ・自家軟骨・ヒアル・糸の4つの方法から選択されます。Hongらの2010年の韓国人873例の研究では、ゴアテックス(ePTFE)プロテーゼによる隆鼻術の全体合併症率は3.8%、長期追跡257例中34例(13.5%)が修正を要したと報告されており、シリコンと比較しても同等以上の安全性が示されています[4]

方法持続侵襲料金
ヒアルロン酸6か月〜1年極低5〜15万円
糸法6か月〜1年極低8〜20万円
プロテーゼ(シリコン)長期維持中〜高25〜45万円
プロテーゼ(ゴアテックス)長期維持中〜高35〜55万円
自家軟骨(耳・鼻中隔)長期中〜高30〜60万円
肋軟骨長期60〜100万円

詳しくは隆鼻術完全ガイド、ヒアルでの隆鼻に特化した解説は鼻ヒアルロン酸で取り上げています。

鼻基底の悩み|貴族手術

鼻の真横、鼻翼の付け根あたりが平らだったり凹んでいると、相対的に口元が前に出て見え、ほうれい線も深く見えます。これを改善するのが貴族手術(paranasal augmentation)で、プロテーゼ・ヒアルロン酸・自家脂肪の3方法があります。Kimらの2016年の韓国人93例の研究では、5mm厚のシリコンプロテーゼを使った頬骨側鼻基底の増大術で平均4.26mmの増大効果が得られたと報告されています[5]

方法持続侵襲料金
ヒアルロン酸6か月〜1年極低8〜25万円
自家脂肪移植長期(生着分)25〜50万円
プロテーゼ長期維持中〜高35〜70万円

詳しくは貴族手術完全ガイド、フィラー(ヒアル・脂肪)に特化した解説は貴族フィラーで取り上げています。

料金相場|悩み別・術式別の総括

料金表示について:以下の料金は税込の相場目安です。実際の料金はクリニックによって異なり、麻酔代・術後検診料・抜糸代が別途発生する場合があります。詳細は鼻整形値段でまとめています。

カテゴリ軽度(非外科)中等度高度・大規模
小鼻糸法 8〜20万円内側法 20〜35万円複合法 35〜60万円
鼻先糸法 10〜25万円縫合法 20〜40万円SEG 60〜120万円
鼻筋ヒアル 5〜15万円プロテーゼ 25〜55万円肋軟骨 60〜100万円
鼻基底ヒアル 8〜25万円脂肪移植 25〜50万円プロテーゼ 35〜70万円
短い鼻—(ヒアル不適応)SEG 60〜120万円

「セット価格」より「段階を踏む進め方」

「鼻全体セット○○万円」というパッケージが提示されることがあります。1回のダウンタイムで済むメリットはありますが、合併症が出たときに「どの手術が原因か」を切り分けにくくなるデメリットがあります。1段階目は最も気になる部位だけ、半年〜1年経過を見て必要なら追加という段階を踏むやり方のほうが、最終的に満足度の高い選び方です。美容整形全体の費用感を横に並べて見ると、鼻整形の価格帯が顔の他のパーツとどう違うかが把握しやすくなります。支払いガイドで医療ローン・分割払いの仕組みを総合的にまとめています。

ダウンタイム|術式別の経過

鼻整形のダウンタイムは、術式によって大きく違います。「ヒアルなら当日帰宅・SEGなら3週間休職」というレベル差を理解したうえで、自分のスケジュール感に合った術式を選びます。

術式腫れピーク外出可能最終仕上がり
鼻ヒアル当日〜2日当日〜翌日1週間
貴族フィラー当日〜2日当日〜翌日1週間
糸法(鼻先・小鼻)当日〜3日翌日〜3日1〜2週間
小鼻縮小1〜3日4〜7日3〜6か月
鼻尖形成1〜5日抜糸後7日3〜6か月
隆鼻術(プロテーゼ)3〜7日抜糸後7〜10日3〜6か月
貴族手術(プロテーゼ)3〜7日7〜10日3〜6か月
SEG1〜5日抜糸後7日6〜12か月
肋軟骨を含む大規模手術5〜10日10〜14日6〜12か月

実際のスケジュール例

30代の方とのカウンセリングで実際に多いスケジュールパターンは、おおむね次のとおりです。

リスク・失敗・修正

鼻整形は、術式によってリスクの性質が大きく異なります。ヒアル系は血管閉塞による皮膚壊死・視力障害が中心的なリスク、外科手術系はグラフトの感染・偏位・吸収・修正の必要性がリスクの中心です。Tamuraらの2025年のヒアルロン酸29万症例研究では、重篤合併症率は0.0041%と報告されています[2]

術式群主なリスク頻度
ヒアル系血管閉塞・皮膚壊死0.0041%(重篤)
ヒアル系しこり・チンダル現象3〜10%
プロテーゼ感染1.4〜1.9%
プロテーゼ偏位・ずれシリコン6.8%・ゴアテックス2.4%
プロテーゼ露出(長期)10〜20年で1〜3%
自家軟骨吸収・変形(warping)10〜30%
SEG修正の難易度鼻整形のなかでも特に難易度が高い
全術式共通左右差・形の不自然個人差

修正の難易度ランキング

鼻整形の修正手術の難易度は、術式によって大きく異なります。修正のしやすさは、最初に術式を選ぶときの判断材料の1つとして重要です。

「ヒアルで試してから本格手術へ」という流れが多い理由:30代で鼻整形を考える方の多くは、いきなりプロテーゼやSEGに進むのではなく、まずヒアル(5〜15万円)で仕上がりを確認するという流れを取る方が多いです。ヒアルは溶解可能なので、気に入らなければ自然に元に戻せる安心感があります。気に入った場合は、次回プロテーゼで長期維持化、というステップが、後悔を減らしやすい選び方です。カウンセリングガイドで、医師に伝える内容の整理方法をまとめています。

クリニック選び|医師の経験を見抜く5項目

鼻整形は「クリニック差」より「執刀医による差」のほうがはるかに大きい領域です。同じクリニックの中でも、医師によって仕上がりが大きく違うのが鼻整形の特徴。クリニック選び以上に、執刀医個人を選ぶ意識が必要です。

確認項目具体的な質問
(1) 医師の鼻整形経験年数「鼻整形を専門にされて何年ですか?」
(2) 月間症例数「月に何例ぐらい執刀されますか?」
(3) 修正手術の経験「他院修正の経験はどのくらいありますか?」
(4) 自分の症例タイプの経験「私と同じような症例の経験はありますか?」
(5) 補償・修正保証「術後に左右差が出た場合の対応は?」

「複数クリニックでセカンドオピニオン」が標準

鼻整形は高額・侵襲も大きいため、1つのクリニックだけで決めるのは推奨されません。最低2〜3院でカウンセリングを受けて、提案される術式・料金・補償を比較する流れが、後悔を減らすうえで大きなコツです。同じ症例でも医師によって提案術式が違うことは珍しくなく、それ自体が医師の考え方を知る手がかりになります。詳しくはクリニックの選び方安全性ガイドでまとめています。

他施術との併用|顔全体のバランス

鼻整形だけで「顔全体の印象」が大きく変わるわけではありません。顔の印象は、鼻+他の部位の相互作用で決まります。鼻整形と組み合わせやすい他施術をまとめます。

鼻の悩み併用候補狙う効果
小鼻+ほうれい線ほうれい線ヒアル口元全体の若返り
鼻先+目元の印象涙袋ヒアル目鼻の調和
鼻基底+口元顎ボトックス横顔のEライン
鼻全体+顔のリフトアップ糸リフトハイフ顔全体の若返り
鼻+肌質改善水光注射リジュラン仕上がりの自然さ
笑顔の動的変化小鼻ボトックス人中ボトックス無侵襲で調整

術後のケア|結果を最大化する過ごし方

時期すべきこと避けるべきこと
当日〜3日冷却・安静・処方薬の服用飲酒・激しい運動・サウナ・うつ伏せ
4〜7日ギプス保護・処方薬を続ける強い洗顔・鼻に荷重・メガネ常用
抜糸後(7日〜)テーピング・UVケアサウナ・激しい運動・鼻を強くかむ
1〜3か月テーピング継続・UVケア徹底傷跡を強くこする・顔面の強いマッサージ
3〜12か月定期検診・形の安定確認強い衝撃(スポーツでの鼻打撲等)

術後ケアで特に重要なのは、UVケア・テーピング・メガネ常用の制限の3点です。傷跡が紫外線に当たると色素沈着が長引き、テーピングをサボると傷跡が盛り上がりやすく、メガネは術後1〜3か月は鼻根に荷重をかけるためグラフトがずれるリスクがあります。詳しくはカウンセリングガイドでまとめています。

よくある質問(FAQ)

Q. 鼻整形を初めて考えています。何から決めればいいですか?
最初にすべきは「術式の比較」ではなく、自分の悩みを正確に切り分けることです。小鼻なのか、鼻先なのか、鼻筋なのか、鼻基底なのか、短い鼻なのか。同じ「鼻を整えたい」でも、悩みの部位によって使う術式が違ってきます。家でスマホで正面・横顔・下からの3アングルを撮影して、どの部分が最も気になるかを切り分けるところから始めるのが、カウンセリングをスムーズにする第一歩です。
Q. ヒアルロン酸と手術、どちらから始めるべき?
30代女性の場合、いきなり手術ではなくまずヒアルで仕上がりを確認するのが自然な流れです。ヒアルは溶かせるので、気に入らなければ元に戻せます。気に入った場合、次回は長期維持化のためにプロテーゼや自家軟骨に進む、という流れが後悔を減らしやすい選び方です。ただしSEG(鼻中隔延長)や鼻先の整形など、ヒアルでは代替できない悩みもあるため、診察での医師の判断が重要です。
Q. 鼻整形で「失敗」になりやすいのはどの術式?
客観的に修正の難易度が最も高いのは鼻中隔延長(SEG)と肋軟骨を使った大規模手術です。鼻中隔軟骨が初回ですでに使われているため修正用素材の確保が難しく、瘢痕組織の処理も時間がかかります。料金も初回の1.5〜2.5倍に上がります。一方、ヒアル・フィラー系は溶解で元に戻せるため、「失敗→修正」の自由度が高い術式です。
Q. ダウンタイムが取れない場合、何ができますか?
ダウンタイムほぼゼロで対応できる選択肢は、鼻ヒアル貴族フィラー小鼻ボトックス人中ボトックスです。当日メイクで帰れて、針穴も翌日にはほぼ目立ちません。ただし効果は6か月〜1年で吸収されるため、定期的な再施術が必要です。
Q. 鼻整形の料金が安すぎるクリニックは危険ですか?
「危険」とまでは言えませんが、表示価格と総額の差・使用材料の品質・医師の経験を必ず確認したい点です。鼻整形は技術料が大きい施術なので、極端に安い場合は(1) 医師の経験年数、(2) 月間症例数、(3) 修正対応の体制、(4) 使用するプロテーゼ・縫合糸の品質、を必ず質問してください。美容整形全体の費用感を一覧で確認しておくと、提示された金額が相場とどれくらい離れているかの目安になります。
Q. 「鼻全体セット」は本当にお得ですか?
1回のダウンタイムで済むメリットはありますが、合併症が出たときに「どの手術が原因か」を切り分けにくくなるデメリットもあります。1段階目は最も気になる部位だけ、半年〜1年経過を見て必要なら追加、という段階を踏むやり方のほうが、最終的に満足度が高いケースが多いです。焦らず半年から1年ほどの間隔を置いて次を決めていくと、後悔の少ない判断ができます。
Q. 韓国で鼻整形を受けるのと日本で受けるの、どっちがいいですか?
どちらも一長一短です。韓国は症例数の多さと価格競争力がメリット、日本は言葉の壁がなく術後の検診・トラブル対応がしやすいのがメリットです。重要なのは「韓国か日本か」より「経験豊富な医師を選ぶこと」です。韓国でも医師の腕にはばらつきがあり、日本でも経験豊富な医師は多くいます。トラブル時の対応のしやすさを重視するなら、日本国内のクリニックが安心という考え方もあります。
Q. 「他院修正」のクリニックって信頼できますか?
他院修正を多く扱うクリニックは、過去のさまざまな症例を見ている分、修正の経験が豊富という強みがあります。一方で、「初回手術」の症例数が相対的に少ないクリニックもあるため、初回手術なら初回手術の経験が豊富な医師、修正なら修正に強い医師、と目的に応じて選び分けるのがおすすめです。修正手術は初回より1.5〜2倍難しいので、修正の場合は特に医師選びが重要です。
Q. 30代でも鼻整形を受けて大丈夫ですか?
問題ありません。鼻整形は20〜50代まで広く受けられている施術で、年齢が理由で断られることはほぼないです。30代になると20代より皮膚が薄くなる影響で術後のラインが出やすい一方、自分の顔のバランスを冷静に判断できる年齢でもあるため、結婚や転職など人生の節目に合わせて受ける方も多くいます。20代で漠然と受けるより、目的がはっきりしている30代以降のほうが、結果に対する評価が安定しているという声も多いです。
Q. 鼻整形をしたら、人にバレますか?
適切な術式・適切な変化幅で行われれば、「整形した」とは気づかれにくい仕上がりが目指せます。バレやすくなるのは、(1) 元の鼻に対して変化幅が大きすぎる、(2) 顔全体のバランスを考慮していない、(3) プロテーゼが大きすぎる、(4) 鼻先がシャープすぎる仕上がり、などのケースです。経験豊富な医師は、患者の顔全体のバランスを見て「自然に見える範囲で止める」判断をします。事前のシミュレーションに時間をかけてくれる医師かどうかで、仕上がりの自然さが大きく変わります。
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参考文献(PubMed 収載論文)

  1. Jang YJ, Yi JS. “Perspectives in Asian rhinoplasty.” Facial Plast Surg. 2014;30(2):123-130. PMID 24810123
  2. Tamura T, Tamura T, Okumura K, Funakoshi Y, Teranishi H. “Serious Complications of Hyaluronic Acid Fillers — A Retrospective Study of 290,307 Cases.” Ann Plast Surg. 2025;94(6):630-633. PMID 40358958
  3. Kim JH, Park JP, Jang YJ. “Aesthetic Outcomes of Alar Base Resection in Asian Patients Undergoing Rhinoplasty.” JAMA Facial Plast Surg. 2016;18(6):462-466. PMID 27441889
  4. Hong JP, Yoon JY, Choi JW. “Are polytetrafluoroethylene (Gore-Tex) implants an alternative material for nasal dorsal augmentation in Asians?” J Craniofac Surg. 2010;21(6):1750-1754. PMID 21119414
  5. Kim JH, Jung MS, Lee BH, Jeong HS, Suh IS, Ahn DK. “Silicone Implant-Based Paranasal Augmentation for Mild Midface Concavity.” Arch Craniofac Surg. 2016;17(1):20-24. PMID 28913247

本記事は上記の学術文献をもとに作成しており、医療情報の正確性を担保するため、すべて PubMed(米国国立医学図書館 NLM 運営の学術論文データベース)収載論文を出典としています。

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