小鼻縮小完全ガイド
内側法・外側法・糸法の違い、ダウンタイム、料金、失敗回避を解説

小鼻縮小(鼻翼縮小)は、鼻翼の幅・厚みを縮める外科手術です。内側法(鼻孔内切開)と外側法(鼻翼基部切開)の2つが基本術式で、アジア人の小鼻悩みは「外側への張り出し」が主流のため、外側法または内外法(複合)がよく選ばれます。ダウンタイムは腫れ5〜7日、抜糸7日、傷跡が落ち着くまで3〜6か月。料金相場は25〜60万円。本記事では、医学文献にあたりながら、術式の選び方から修正の難しさまでを、なるべく平易な言葉でまとめています。

小鼻縮小 — 鼻翼縮小手術の3術式と効果の全体像
音声ガイド
小鼻縮小、内側法・外側法・糸法の違い・失敗回避 — 4分50秒
広告なし・独立編集
ClinicJapan編集部は、皮膚科専門医によるサイト方針監修のもと、PubMed収載論文・公開された医療文献・厚生労働省「医療広告ガイドライン」をもとに記事を作成・更新しています。本記事は小鼻縮小に焦点を絞った詳細ガイドで、鼻整形全体については鼻整形 完全ガイド、鼻先の悩みは鼻尖形成、笑ったときだけ広がる悩みは小鼻ボトックスでまとめています。編集方針について →

鼻翼の幅は、わずか2〜3mmの違いで顔全体の見え方が変わるパーツ。「メイクでハイライトを入れても小鼻の張り出しが消えない」「正面の自撮りで毎回気になる位置がある」──こうした輪郭の悩みは、メイクの範囲を超えた相談として、30代を中心にじわじわ増えていると言われています。鼻は顔の真ん中に位置するパーツで、たった2〜3mmの違いでも、顔全体の印象は想像以上に変わります。小鼻縮小は鼻翼(小鼻の左右の膨らみ)の幅や厚みを縮める手術で、鼻筋を高くする隆鼻術とは別物の独立した施術です。「鼻全体ではなく、小鼻の広がりだけが気になる」「メイクでカバーするのに限界を感じる」というケースに合った術式です。本記事では、内側法・外側法・複合法・糸法の違いから、ダウンタイム、料金、傷跡、失敗のリアル、修正の難しさまで、医学論文の数字も借りながら、ひとつずつ取り上げていきます。

小鼻縮小は、鼻翼の幅・厚みを切除して縮める外科手術で、効果は除去しない限り保たれます。術式は大きく「内側法(鼻孔内の切開)」と「外側法(鼻翼基部の切開)」に分かれ、悩みが「鼻の穴が広い」なら内側法、「小鼻が外側に張り出している」なら外側法、両方なら内外法(複合)が選ばれます[1]。アジア人を対象とした症例研究では、複合切除(鼻孔底+鼻翼楔状切除)により鼻翼間距離/内眼角間距離の比が1.07から1.04へ有意に縮小すると報告されています[1]。料金相場は¥250,000〜¥600,000、ダウンタイムは腫れ5〜7日・抜糸7日・傷跡の落ち着きまで3〜6か月。糸で縛るだけの「切らない小鼻縮小」もありますが、3〜6か月、長くて1〜2年程度で戻るケースが多いと一般に報告されています。

※効果・ダウンタイム・料金には個人差・施設差があります。施術前に必ず医師の診察を受けてください。
iClinicJapanは厚生労働省の医療広告ガイドラインに沿って記事を作成しています。 詳細はこちら →

小鼻縮小手術に関する重要な情報開示

本記事で解説する施術には、厚生労働省「医療広告ガイドライン(令和6年3月改訂)」に基づき、以下の情報提供が必要です。

  1. 自由診療:小鼻縮小(鼻翼縮小術)は、すべて保険適用外の自由診療です。
  2. 外科的処置・使用材料:外側法(フラップ法)は皮膚切開を伴う観血的処置、内側法は鼻腔粘膜切除を伴う処置です。使用される医療用縫合糸の一部は、医師の個人輸入により調達される国内未承認品が含まれる場合があります。
  3. 適応外使用:使用される医療用縫合糸の本来の薬機法承認用途は外科的縫合であり、美容目的での鼻翼縮小は適応外使用に該当する場合があります。
  4. 諸外国における安全性情報・救済制度:小鼻縮小は国際的に標準化された美容外科手技ですが、術後合併症(瘢痕化・左右差・知覚異常・修正手術の必要性等)が一定割合で発生します[2]。万一重篤な副作用が発生した場合、未承認材料の使用または医師の判断による施術については、日本の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる点にご留意ください。

施術を検討される方は、術式の詳細・修正保証の範囲について、事前に医師へ必ずご確認ください。

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鼻整形シリーズ 5/23

小鼻の解剖|「どこが広がっているか」で術式が決まる

このページの位置づけ:小鼻縮小は鼻翼(鼻の脇)が横に広い悩みの手術です。同じ「鼻の穴」の悩みでも、鼻の穴が正面から見える場合は別問題で、鼻柱が長い hanging columella や鼻翼引き上がりが原因になります。鼻先が下を向いている悩みなら魔女鼻垂れ鼻、横顔のハンプは鷲鼻低い鼻根は鼻根形成と、悩みごとに対策ページが分かれています。小鼻縮小と他の鼻手術を同時に行う複合手術は珍しくありません。

「小鼻が大きい」と一言で言っても、原因はいくつかに分かれます。同じように見える悩みでも、原因が違うと手術方法も結果も変わってくるので、まずは自分の悩みのタイプを正確に把握しておくことが、満足のいく結果につながる第一歩。鼻整形の全体像もあわせてどうぞ。

悩みのタイプ解剖学的特徴適した方法
鼻の穴が大きい・縦に長い鼻孔そのもののサイズ内側法
小鼻が外側に張り出している鼻翼の幅・付け根の広がり(alar flare)外側法
小鼻が分厚い鼻翼の脂肪組織・軟部組織外側法+脂肪除去
両方鼻孔も鼻翼も大きい内外法(複合)
笑ったときだけ広がる鼻翼挙筋の動きによる動的変化小鼻ボトックス
小鼻の解剖図 — 鼻翼幅・鼻孔径・alar flareの違いと術式の対応

「鼻の穴が大きい」と「小鼻が広い」は別物

カウンセリングでよく見かけるのが、「鼻の穴を小さくしたい」と「小鼻の張り出しを抑えたい」を同じ悩みとして話される場面です。前者は鼻孔の大きさ=鼻の中の空間の問題で、後者は鼻翼の外形=小鼻の輪郭の問題。アプローチが違うので、自分の鼻を正面・斜め・下から鏡で見て、「正面で気になるのか」「斜めで気になるのか」「下から見たときに気になるのか」を切り分けておくと、カウンセリング当日の話がスムーズに進みます。

鏡で見るポイント

家でできる確認方法を、いくつかご紹介します。

手術方法|内側法・外側法・内外法・糸法

小鼻縮小には大きく4つの方法があり、それぞれ切る場所・効果の出方・傷跡の見え方が異なります。Cerkes 2022年のレビューでは、鼻翼基部の手術は基本的に(1) 鼻翼楔状切除(alar wedge excision)、(2) 鼻孔底切除(nostril sill excision)、(3) 鼻翼+鼻孔底の複合切除の3つに分類されています[2]。日本のクリニックでは、これらが「内側法」「外側法」「内外法」という名称で提供されています。

方法切開部位効果傷跡の見え方
内側法鼻孔内の粘膜(nostril sill)鼻孔の大きさを縮小外から見えない
外側法(フラップ法)小鼻の付け根の溝(alar crease)鼻翼の幅・張り出しを縮小溝に隠れて目立ちにくい
内外法(複合)両方鼻孔・鼻翼の両方を縮小外側に傷跡が見える可能性
切らない(糸法)切開なし鼻翼を糸で内側に寄せる傷跡なし

(1) 内側法(nostril sill excision)

鼻孔の内側、鼻の穴の中で粘膜を切開して鼻翼の内側を切除する方法。傷跡が外から見えないのが最大のメリットで、ダウンタイムも比較的短めです。一方、効果が出る範囲は限られていて、鼻翼の外側への張り出しを縮める力は弱いのがデメリット。「鼻の穴が大きい」が主な悩みなら向いていますが、「小鼻が外側に広がっている」場合は内側法だけでは物足りなくなりがちです。

(2) 外側法(フラップ法・alar wedge excision)

小鼻の付け根(鼻翼基部)の溝に沿って外側から切開し、鼻翼を内側に寄せる方法。鼻翼の幅・厚みを大きく縮められるのがメリットで、効果もはっきり出ます。デメリットは外側に傷跡が残る可能性ですが、鼻翼基部の自然な溝(alar crease/鼻翼溝)に沿って切るため、術後3〜6か月で目立たなくなるケースがよく見られます。Choi 2018年のレビューでは、外側法は鼻翼の外形を変える力が大きく、鼻翼と鼻柱(コルメラ)の位置関係を整える効果も期待できると述べられています[5]

(3) 内外法(複合法・combined sill and alar excision)

内側法と外側法を同時に行う方法で、鼻孔の大きさと鼻翼の幅を一度に縮められます。Kim 2016年の研究(アジア人73例・韓国の3次医療機関対象)では、複合切除により鼻翼間距離/内眼角間距離の比が1.07(±0.11)から1.04(±0.08)へ有意に縮小(P<.001)し、鼻翼の張り出し(flaring)と鼻孔の対称性も改善することが報告されています[1]悩みが両方にある方に適した選択ですが、そのぶん手術範囲が広くダウンタイムも長くなります。

小鼻縮小の3術式 — 内側法・外側法・内外法の切開ラインと効果範囲の比較

(4) 切らない小鼻縮小(糸法・鼻翼縮小埋没法)

切開せずに糸(PDOなどの吸収糸、または非吸収糸)を鼻翼の付け根に通して内側に寄せる方法。ダウンタイムがとても短く、傷跡もほぼ残らないのがメリット。デメリットは効果の持続が短いこと。吸収糸なら3〜6か月で効果が消失、非吸収糸でも1〜2年で戻ることが多いと一般に報告されています。「お試し」「結婚式前の一時的なケア」「切る勇気がまだない」というシーンで選ばれる方法です。糸リフトと混同されがちですが、小鼻の糸法はリフトアップではなく「縛って寄せる」目的で行うものです。

内側法 vs 外側法|どちらを選ぶか

カウンセリングで「内側法と外側法、どちらにしますか」と聞かれて答えに詰まる方が多いのですが、本来は悩みのタイプで自動的に決まるもの。

項目内側法外側法
主な効果鼻孔縮小鼻翼幅縮小
適応鼻の穴が大きい小鼻が外側に張り出している
傷跡外から見えない付け根の溝に沿って
ダウンタイム5〜7日5〜7日
抜糸不要(自然吸収)or 7日7日
料金相場20万円〜35万円25万円〜45万円
修正の難易度中〜高

「迷うなら外側法」と言われる理由

カウンセリングの場では、「日本人の小鼻悩みは外側への張り出しが中心になりがち」と説明する医師がよくいます。Kim 2016年のアジア人症例研究でも、対象患者の主な術前所見は「鼻翼の張り出し(alar flaring)と鼻翼基部の幅広さ」で、内側法単独では十分な改善が得られにくいと示されています[1]。「鼻の穴を小さくしたい」と感じている方でも、実は鼻翼の幅のほうが主な原因だった──というケースもけっこうあります。

「内側法だけ」で物足りなかった場合:内側法のみを受けたあと、「思ったより変化が分からない」と感じる方もいるようです。これは内側法そのものが失敗したわけではなく、悩みの中心が外側にあったケースがほとんど。修正で外側法を追加することはできますが、初回から内外法を選んだほうが、トータルのコストもダウンタイムも少なく済むことが多いので、悩みの正確な切り分けは事前に済ませておきたいところ。カウンセリングガイドで、自分の悩みを正確に伝える方法をまとめています。

ダウンタイム|実際の経過

小鼻縮小のダウンタイムは、外科手術のなかでは比較的短いほうですが、ゼロではありません。実際の経過を表にまとめます。

時期主な症状・状態日常生活への影響
当日麻酔が切れて痛み・腫れ・少量出血安静必須・冷却
翌日〜3日腫れピーク・内出血が出る方もマスクで隠せる程度
4〜7日腫れが7割引く・抜糸(外側法)外出可能
1〜2週間腫れほぼ引く・赤みが残るメイクで対応可
1か月傷跡の赤みが薄くなり始める近距離でも目立ちにくい
3〜6か月傷跡が白く落ち着く・最終仕上がり

「マスクで隠せる」のは大きなメリット

小鼻縮小のダウンタイムが、ほかの鼻整形(隆鼻術や鼻骨切り)と比べて社会的に優しいのは、マスクで完全に隠せるから。腫れがピークの3日間〜1週間も、マスク生活なら通勤・通学にそこまで支障は出にくいというのが、実際のところメリットになります。マスクで隠せるからこそ、平日に数日休んで土日を挟み、翌週からマスクで通常勤務、という組み方を選ばれる方も少なくありません。

イベント逆算でのスケジュール例

「結婚式の前撮りに間に合わせたい」「同窓会まで2か月」など、目標日から逆算して計画する方もよくいるようです。経過の目安はこちら。

効果はどのくらい変わるか

小鼻縮小の効果は、鼻翼幅で2〜5mm、鼻孔縦径で1〜3mmの縮小、というのが一般的な目安です。たかが数mmと感じるかもしれませんが、鼻は顔の中心にあるので2mmの差でも顔全体の印象が変わると、施術を受けた方からよく伺います。

悩みのタイプ縮小幅の目安印象の変化
軽度の鼻翼広がり鼻翼幅 -2〜3mm正面写真の印象が変わる
中等度鼻翼幅 -3〜4mm顔全体のバランスが整う
重度鼻翼幅 -4〜5mm(限界)大きく印象が変わる
鼻の穴のみ鼻孔縦径 -1〜3mm下からのアングルで違いが出る

「やりすぎ」のリスク

外側法で鼻翼を内側に寄せすぎると、鼻先が相対的に高く見えて、アップノーズ気味の印象になることがあります。Rohrich 2017年のレビューでも、過剰な鼻翼縮小は鼻孔の縦長変形(vertical nostril)や鼻先の過剰な突出感(overrotation)を生じうると指摘されています[4]。これを避けるために、医師は事前に丁寧なシミュレーションを行い、患者さんの元々の鼻先の高さ・小鼻の角度を計測したうえで縮小幅を決めていきます。クリニック選びでは、術前のシミュレーションをきちんと見せてくれる医師に絞ること、これが過剰縮小を避ける重要な手がかりになります。

「鼻全体のバランス」で見る視点

小鼻縮小だけで悩みが完全には解決しないケースもあります。鼻先の丸み・鼻筋の高さ・鼻全体の大きさと組み合わせて見ていく視点が、本来の整形戦略には欠かせません。「小鼻だけ気になる」と思っていても、診察で「鼻先の丸みも一緒に整えたほうが、正面の見え方ががらりと変わりますよ」と提案されることも。鼻先の悩みは鼻尖形成、鼻筋の高さは隆鼻術または鼻ヒアルロン酸でカバーできます。

リスク・失敗・修正

小鼻縮小は外科手術なので、知っておきたいリスクがあります。Cerkes 2022年のレビューでは、鼻翼基部手術の合併症として瘢痕化(notching・scarring)、不自然な仕上がり、左右非対称、鼻孔閉塞・狭窄が代表的なものとして報告されています[2]。Gandolfi 2020年(PMID 32812083)の鼻孔手術に関する22研究1,599例のシステマティックレビューでも、適応の見極めと術式選択が術後アウトカムを大きく左右し、過剰切除・左右差・瘢痕が代表的な合併症として整理されています[3]

頻度症状持続対応
非常に高い腫れ・内出血1〜2週間冷却・経過観察
高頻度赤み・しこり感1〜3か月マッサージ・経過観察
中頻度傷跡の赤み3〜6か月テーピング・UVケア
低頻度左右差持続修正手術
低頻度縮小不足/過剰縮小持続修正手術
低頻度傷跡が肥厚(ケロイド体質)持続ステロイド注射等
まれ感染1〜2週間抗生剤
まれ過剰縮小(アップノーズ気味)持続修正手術

修正手術は初回より難しい

「思ったより変化が出なかった」「左右差が気になる」というケースでは、修正手術で対応はできるものの、修正は初回より難易度が高いのが現実です。理由としては、一度切除した組織は戻せないこと、瘢痕(傷跡組織)が皮膚の動きを制限すること、初回と解剖が変わっていること。料金も初回より2〜3倍に上がるケースが目立ち、初回の医師選びがその後のコスト・結果を大きく左右します安全性ガイドに医師選びの軸を整理しています。

ケロイド体質の方は事前に申告を:ケロイド体質(傷跡が盛り上がりやすい体質)の方は、外側法で鼻翼基部の傷跡が盛り上がるリスクが上がります。事前にケロイド既往(耳のピアス跡や帝王切開跡などで傷跡が盛り上がった経験)があるかを、必ず医師にお伝えください。状況によっては内側法のみを提案されたり、術後のケロイド予防(テーピング・ステロイド注射)を組まれることもあります。

料金相場

料金表示について:以下の料金は税込の相場目安です。実際の料金はクリニックによって異なり、麻酔代・術後検診料・抜糸代が別途発生する場合があります。

方法料金相場特徴
切らない糸法(鼻翼縮小埋没法)8万円〜20万円ダウンタイム短・効果短期
内側法のみ20万円〜35万円傷跡見えず
外側法のみ25万円〜45万円鼻翼幅縮小
内外法(複合)35万円〜60万円両方の悩みに対応
修正手術40万円〜80万円初回の1.5〜2倍

料金が極端に低い場合は内訳の確認を

小鼻縮小で10万円以下の表示を見かけたら、その価格に何がどこまで含まれているかを必ず確かめておきましょう。手術自体の精度(医師の経験・術式)、術後の検診体制、修正対応──どれにもコストがかかる施術なので、表示と総額の差が大きいケースもあります。「料金+麻酔+抜糸+検診」までを総額で確認しておけば、後で「思ってたより高くついた」とはなりにくいです。美容整形全体の費用感と合わせて眺めておくと、相場の感覚もつかみやすくなります。支払いガイドでは、医療ローンや分割払いの選び方をまとめています。

他施術との併用|鼻全体のバランス

小鼻縮小は単独でも効果がありますが、鼻全体の悩みは連動していることが多いので、組み合わせを変えると見え方も変わってきます。

主訴小鼻縮小の役割併用候補
小鼻だけ主役単独でOK
小鼻+鼻先の丸み幅担当鼻尖形成+小鼻縮小
小鼻+鼻筋が低い幅担当隆鼻術+小鼻縮小
笑ったときだけ広がる—(手術不要)小鼻ボトックス
小鼻+ほうれい線並行ほうれい線ヒアル+小鼻縮小
小鼻+顔全体の質感主役水光注射+小鼻縮小
鼻先も延ばしたいSEG(鼻中隔延長)小鼻縮小と同時施術が一般的
鼻先が丸い・団子鼻団子鼻の改善鼻先と鼻翼のセット
「鼻を高くしたい」総合検討鼻を高くする方法全方法の比較から
鼻基底の凹みも気になる貴族フィラー同時施術が可能

「鼻全体セット」は段階的に

「鼻全体を変えたい」という希望でも、同時にすべての術式を入れてしまうと、思わぬ落とし穴があります。鼻先・鼻筋・小鼻を同時に手術すると、ダウンタイムが長引くだけでなく、左右差や仕上がりの不具合が出たときに、原因の切り分けが難しくなりがち。1つずつ完成を見てから次に進むほうが、最終的な結果のギャップが少なくなる傾向があります。半年〜1年単位でステップを踏んでいくのが、遠回りに見えて安心感のある進め方です。

術後のケア|結果を最大化する過ごし方

時期すべきこと避けるべきこと
当日〜3日冷却・安静・処方薬の服用飲酒・激しい運動・サウナ・うつ伏せ
4〜7日鼻に触れない・処方薬を続ける強い洗顔・メイク(外側法)
抜糸後(7日〜)テーピング・UVケアサウナ・激しい運動はまだ控える
1〜3か月テーピング継続・UVケア徹底傷跡を強くこする
3〜6か月通常生活

術後ケアで結果に直結するのはUVケアとテーピング。傷跡が紫外線に当たると色素沈着が長引き、テーピングを怠ると傷跡が盛り上がりやすくなります。地味な日常ケアですが、3か月のテーピングが最終的な傷跡の見え方を大きく左右する──ここは多くの医師が共通して指摘するポイント。カウンセリングのコツもあわせてどうぞ。

よくある質問(FAQ)

Q. 小鼻縮小の効果は、ずっと続きますか?
手術(内側法・外側法・内外法)は切除した組織が戻ることはないため、長期的な効果が期待できます。一方、糸法(切らない小鼻縮小)は3か月〜2年で戻ることが多いので、長期的な効果を求めるなら手術、短期的・お試しなら糸法、と整理しておくと選びやすくなります。なお、加齢による軟部組織の変化や瘢痕の収縮で、長期的にはわずかな形態変化が生じる場合もあります。
Q. 手術の傷跡は、目立ちますか?
内側法は外から見えない位置に切るので、傷跡が気になることはあまりありません。外側法は小鼻の付け根の自然な溝(alar crease/鼻翼溝)に沿って切るため、術直後は赤みが目立ちますが、3〜6か月かけて白く落ち着いていき、近距離でも気にならなくなる経過をたどるケースが一般的とされます。ケロイド体質の方は、診察の段階で医師にお伝えください。
Q. 内側法と外側法、どちらを選べばいいですか?
悩みのタイプによって変わります。「鼻の穴が大きい」が主な悩みなら内側法、「小鼻が外側に張り出している」なら外側法、「両方」なら内外法。日本人の小鼻悩みは外側への張り出しが中心になりやすいので、迷ったら外側法のほうが悩みとの合致度が高い、と語られることが多いです。事前に正面・斜め・下からのセルフ写真で自分の悩みのタイプを把握しておくと、診察の会話がスムーズになります。
Q. ダウンタイムはどのくらいかかりますか?
腫れのピークは1〜3日、外出可能な状態になるのは4〜7日、抜糸は7日(外側法)、傷跡が落ち着くのは3〜6か月、というところが目安です。マスクで隠せるので、社会的なダウンタイムは比較的短い──これがほかの鼻整形と比べた小鼻縮小のメリットになります。
Q. 切らない糸法でも、しっかり効果はありますか?
あります。ただし効果の持続が短いのが特徴で、吸収糸なら3〜6か月、非吸収糸でも1〜2年で戻ることが多いと報告されています。「結婚式前」「お試し」「切る勇気がまだない」というシーンには選択肢になりますが、長期的な変化を求めるなら、手術のほうがトータルのコストパフォーマンスは良いケースが多いです。
Q. 鼻が上を向きすぎてしまうことはありますか?
外側法で鼻翼を内側に寄せすぎると、鼻先が相対的に高く見え、いわゆるアップノーズ気味の見え方になるリスクがあります。ただ、これは過剰縮小によるトラブルで、腕のある医師は事前に細かなシミュレーションを行って、適切な縮小幅で止めてくれます。事前のシミュレーションを納得いくまで見せてくれる医師に相談するのが、このリスクを下げる近道です。
Q. 笑ったときだけ小鼻が広がるんですが、これも手術で治せますか?
これは鼻翼挙筋(びよくきょきん)という筋肉の動きが原因で、解剖学的な小鼻の大きさの問題ではないんです。手術ではなく小鼻ボトックスでの対応が向いています。笑ったときの動きを抑えるだけなので、無表情のときには自然な見た目をキープできます。
Q. 満足できなかった場合、修正はできますか?どのくらい大変ですか?
初回手術より1.5〜2倍難しく、料金も同じく1.5〜2倍に上がる、というのが現場の感覚です。瘢痕組織で皮膚の動きが縛られる、解剖が初回と変わっている、こうしたところが理由。初回の医師選びがその後のコスト・結果を大きく左右する点は、小鼻縮小ではとくに当てはまります。複数のクリニックでカウンセリングを受け、医師の症例数・修正対応の体制・補償の有無を確かめたうえで決めると、後悔は減ります。
Q. 30代以降だと、若い頃に受けた方より治りが悪くなりますか?
治癒スピードの面では、20代と比べて回復に1〜2割ほど時間がかかる傾向はあります。ただし、最終的な仕上がりに大きな差が出るかというと、そうでもありません。UVケアと3か月のテーピングをきちんと続けていただければ、傷跡の落ち着き方は20代と大差ないところに落ち着きます。むしろ「悩みが整理されているぶん、無理のない縮小幅で止められる」という意味で、30〜40代で受けられる方のほうが術後の納得感が得られやすい、という指摘もあります。
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参考文献(PubMed 収載論文)

  1. Kim JH, Park JP, Jang YJ. “Aesthetic Outcomes of Alar Base Resection in Asian Patients Undergoing Rhinoplasty.” JAMA Facial Plast Surg. 2016;18(6):462-466. PMID 27441889
  2. Cerkes N. “Alar Base Reduction: Nuances and Techniques.” Clin Plast Surg. 2022;49(1):161-178. PMID 34782134
  3. Gandolfi S, Laloze J, Chaput B, Auquit-Auckbur I, Grolleau JL, Bertheuil N, Carloni R. “Nostril Surgery: Indications, Surgical Procedures and Outcomes-A Systematic Review of Published Cases.” Aesthetic Plast Surg. 2020;44(6):2219-2229. PMID 32812083
  4. Rohrich RJ, Malafa MM, Ahmad J, Basci DS. “Managing Alar Flare in Rhinoplasty.” Plast Reconstr Surg. 2017;140(5):910-919. PMID 29068925
  5. Choi JY. “Alar Base Reduction and Alar-Columellar Relationship.” Facial Plast Surg Clin North Am. 2018;26(3):367-375. PMID 30005792

本記事は上記の学術文献をもとに作成しており、医療情報の正確性を担保するため、すべて PubMed(米国国立医学図書館 NLM 運営の学術論文データベース)収載論文を出典としています。

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